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9月, 2025の投稿を表示しています

parted を使いコマンドラインのみで パーティションを拡大

今回も表題通りなのですが、コマンドラインのみでパーティションを拡大してみました。対象は /dev/sdc とすると以下のようになります。 # 現在のパーティション情報を得る $ sudo parted /dev/sdc print Model: Generic- SD/MMC (scsi) Disk /dev/sdc: 7819MB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: gpt Disk Flags: Number Start End Size File system Name Flags 1 37.7MB 71.3MB 33.6MB fat16 boot-resource msftdata 2 71.3MB 88.1MB 16.8MB env msftdata, no_automount 3 88.1MB 155MB 67.1MB boot msftdata, no_automount 4 155MB 4057MB 3901MB ext4 rootfs msftdata, no_automount 5 4057MB 7818MB 3761MB UDISK msftdata, no_automount # 不要なパーティションを削除 $ sudo parted /dev/sdc rm 5 # パーティションを拡大(7818MB を パーティション4の終わりに指定) $ sudo parted /dev/sdc resizepart 4 7818MB # 対象パーティションはext4でフォーマットされているので resize2fsで拡大 $ sudo resize2fs /dev/sdc4 簡単なことなんですが、備忘録として挙げてみました。今回は以上です。それでは。

Android TV Box X96Q Pro Plus で main line kernel (6.17RC3) の Armbian Edgeを起動(要殻割り・はんだ付)

Gigabit Ethernet の Android TV Box で linuxをインストールできそうなものを探していたところ、HDMIとUSB3はまだ使えないのですが、u-bootとmain line カーネルのサポートがあるとのことだったのでX96Q Pro Plusという機種をポチり、 パッチ類を集め armbian をインストールしたところ、殻割り・はんだ付け作業は必要なのですが、シリアルコンソールで動作確認できたので備忘録として載せておくことにしました。(2025/10/19追記:基板上のシリアルポートは2mmピッチのピンヘッダーで一般的な2.54mmピッチではありません。) まず初めに、armbianを git clone します。 sudo mkdir -p /usr/src/armbian cd /usr/src/armbian sudo chown YourID . git clone https://github.com/armbian/build build-h728 クローンしただけの状態だとパッチ類はなにも含まれていないので、パッチを適用できるようにしておきます。以下差分です。 cat > update-sun55iw3.conf-to-kernel-v6.17-rc3.patch 続いてパッチ類をコピーしておきます。パッチ類は こちら からダウンロードしました。画面右上の”コードボタン”をクリックして、"ソースコードをダウンロード"以下からダウンロードできます。 mkdir -p /usr/src/armbian/build-h728/patch/kernel/archive/sunxi-dev-6.17 cd /usr/src/armbian/build-h728/patch/kernel/archive/sunxi-dev-6.17 # ダウンロードし解凍したパッチ類をコピー cp -a ~/patches/????-*.patch . 2025/10/14追記:イーサネットの不具合を修正するパッチについて、本稿下部に追記しました。 続いてメニューに対象機が選択できるようにしておきます。 cd /usr/src/armbian/build-h728 cat > config/bo...