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5月, 2023の投稿を表示しています

Debian apache2のname based virtual host にてIPアドレス直打ちでアクセスされる場合に意図したサイトを表示する

フレッツ光コラボで固定IPを使えるようにし、とりあえずwebserverを立ち上げようと思ったのですが、固定IPが一つなのでName virtula hostで複数サイトを構築することにしました。 Name Based Virtual Host 自体は特に問題はないのですが、IPアドレス直打ちでアクセスされた場合、Debianだと最初に読み込まれるconfの内容が表示されてしまい、意図したページにとばすことができなかったりしました。 そこでためしに、複数のlocalサイトを作成し読み込んだところ、Debianのapache2ではconfがlsのソート順でよみこまれているようです。lsのソート順は記号・数字・大文字・小文字の順なので/etc/apache2/sites-availableに0000.confというconfファイルを作成し、記号で始まらないconfを作らないようにしたところ、0000.confで設定した内容が呼び出されました。(ちなみに0.confは0の次が記号なので、0000.confより先に呼び出されます。)あとは、ここからリダイレクトするなりすれば行けそうです。 簡単ですが今回は以上です。それでは。

フレッツ光クロス(コラボ含む)でONU直下にルータを収容する場合とフレッツ光のひかり電話ありとの違いについて

以前のインターネット接続環境は、フレッツ光クロス+OCNバーチャルコネクト(map-e, プロバイダはぷらら)だったのですが、"ONU直下にルータを接続"していたので、WAN側に送られてくるRAにはプレフィックス情報はふくまれていませんでした。 フレッツ光クロスの場合、map-eでも固定IP4でもこれは正常で、"ONU直下にルータを接続"し、プレフィックスを自動で取得する場合はDHCP-PDでdhclientのexit時に環境変数からプレフィックス情報を取得するという算段でした。 今回、フレッツ光クロスコラボ(enひかりクロス)でV6プラスかつ固定IPの環境に変更したのですが、事前に色々としらべたところ、各社の設定ではRAでプレフィクスを取得するような記述がみうけられ、ONU直下でもRAでプレフィックスが下りてくるように思えたのですが、一部明記がなかったため、ONU直下とHGW(ホームゲートウェイ)経由を混同してしまい、結果、接続設定をするときに少し混乱してしまいました。 たとえば、CiscoのIOSにてV6プラスで固定IPを利用する場合、以下のようになっています。 https://community.cisco.com/t5/tkb-cisco-start-ドキュメント/jpne-v6プラス-固定ipサービスへのiosルータ接続-dhcpv6-pd編-ひかり電話を契約している場合 より ### WAN側物理インターフェース設定 ### interface GigabitEthernet0/5 no ip address duplex auto speed auto ipv6 address FE80::'ISPより指定されたインタフェイスID(IFID)' link-local ipv6 address autoconfig ipv6 enable ipv6 nd autoconfig default-route ipv6 nd ra suppress all ipv6 dhcp client information refresh minimum 60 ipv6 dhcp client pd PREFIX ! ### トンネルインターフェース設定 ### interface

フレッツ光クロス コラボ(enひかりクロス)でv6プラスの固定IPにてDebianを使い接続

フレッツ光クロスで固定IPを使いたいと思い、調べたところコラボ(enひかりクロス)ですが、v6プラスの固定IPが利用できるようだったのでこちらに転用しました。2023/04/22にNTTに転用番号の払い出しを申請し取得、前のプロバイダにも月末解約を申し込み、その日のうちにenひかりに申し込んだところ翌日の連絡で開通予定日が5/2となったのですが、IPoE接続の切替えタイミングがずれ、前のプロバイダに問い合わせたところIPoEの切り替えは2-3日かかるとのことで最終的に5/3の午前中に切り替わり開通しました。 結果、"プレフィクス+インターフェースID"(CEアドレス)はLAN/WANのいずれに割り振ってもDebianルータでIPv6/IPv4ともに問題なく接続できたので備忘録として挙げてみました。構成は以下の通りです。 注意点としては "ONU直下にルータを置いている" というところです。このためWAN側にはRAではPrefixは降りてきません。(V6プラスの固定IP接続に関する各社のコンフィグ例で一部ONU直下ホームゲートウェイ直下のいずれかの明記もなく、RAからPrefixを取得することを前提としている設定例があり、少し混乱しました。) 早速ですが設定です。なお環境はDebian 12/Bookworm(testing)で行いました。まず、/etc/network/interfaces.d/enp1s0f0(WAN側)は以下の通りです。 auto enp1s0f0 iface enp1s0f0 inet6 dhcp accept_ra 2 request_prefix 1 enp1s0f1(LAN側)は以下の通りです。 auto enp1s0f1 iface enp1s0f1 inet static address 10.1.1.1 netmask 255.255.255.0 iface enp1s0f1 inet6 manual これらに色々書いてもよいのですが、かえってごちゃごちゃするので /etc/rc.local から /usr/local/sbin/ipt-v6p-static-lan-01.sh という名前にしたスクリプト(chmod +x)を呼び出して一括して設定するようにしました