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12月, 2018の投稿を表示しています

notes on PostgreSQL11 on windows (1)

Windows Server にPostgreSQL 11(big data版)をインストールした時の、設定やコマンド類のメモ、その1です。 1. インストール後必要な設定 環境変数にPathはWindows用のインストールプログラムで設定されますが %PGDATA%はコントロールパネルから手動で設定しておく必要があります。 例 PGDATA P:\PostgreSQL\data\sv10a\pg11 尚、%PGDATA%はデフォルトのDATADIRの様です。マルチインスタンス起動の場合は、この限りではありません。 2. データベース起動、初期化、一覧表示等 pg_ctl initdb [-D DATADIR] -o "-W -U postgres -E UTF8" PGDATA以下に初期DBを構築します。-D DATADIRで指定された場合、DATADIR以下に初期DBを構築します。-Wはパスワードプロンプト、-U はDB所有者、-Eはエンコーディングです。-o 以下は""でくぐってください。 なお、ロケールについては、windows の --locale=Japanese_Japan.932は、ja_JP.UTF-8 相当との記述を見ましたが、未確認です。(確認要) pg_ctl start -l pg11.log log付きで起動します。データのDirectoryを指定する場合は、-D DATADIRで指定します。インスタンス起動に相当します。 psql -Upostgres --list 起動済みのdbを一覧表示します。 pg_ctl stop(pg_ctl startと同様、-D DATADIRでデータDirectoryを指定する場合、インスタンス停止に相当します。) 3. PostgreSQL 11 と pgAdmin4 について pgAdmin4 はWindowsの場合、32bit版しか配布されていません。このため、python2.7の32bit版をインストールする必要があります。 Pythonの設定は、PATHへの追加が必要です。 C:\Python27\Scripts その他、pgAdmin4のインストール時に、ややこしかったことは、パッケージを

iSCSI Diskless Windows Server boot over infiniband (2)

Windows Server を Infiniband で iSCSI Diskless boot した、続き(2)です。 構成は引き続き同じです。 sv10a 10.1.1.1/10.1.2.1 0x0002c9030001111 0x0002c9030001112 sv10b 10.1.1.2/10.1.2.2 0x0002c9030001121 0x0002c9030001122 sv10c 10.1.1.3/10.1.2.3 0x0002c9030001131 0x0002c9030001132 sv10d 10.1.1.4/10.1.2.4 0x0002c9030001141 0x0002c9030001142 Default GW: 10.1.2.255 ISCSI SV: 10.1.1.254/24(SAN側) 10.1.2.254/24(アプリ側) SAN側ドメイン名:san.domain.xx 10.1.1.0/24 アプリ側ドメイン名:domain.xx 10.1.2.0/24 2-a. WDSの設定 2 WDSにWindows Serverのイメージを読み込ませておきます。 旧めのカードであるConnectX-2の場合、ファームウェアのアップデートは必要ですが、Windows Server 2019ではそのままでも大丈夫ですが、Windows Server 2016, Windows Server 2012の場合、ドライバーも新しいバージョンのものを、boot/installの両方に読み込ませてください。 1. Mellanox driver のインストールパッケージを/a をつけて実行します。 2. ウィザードに従って、例えば c:\Temp\drivers にファイルを解凍します。 3. boot.wimを、install メディアから、一時ディレクトリにコピーしておきます。 (例: C:\Temp) 4. wim イメージをマウントするディレクトリを作成しておきます。 (例:C:\Temp\mnt) 5. boot.wimをマウントします。 dism /Mount-Wim /WimFile:boot.wim /index:2 /MountDir:mnt 6. boot イメージ

iSCSI Diskless Windows Server boot over infiniband (1)

Windows Server を Infiniband で iSCSI Diskless boot しました。 Windows でInfinibandを使う記事は多いのですが、iSCSI bootさせる記事はなかったので、本稿をメモ代わりにアップしました。 いうまでもなく、Windows Server 自体はInfinibandに対応していますが、Diskless boot させるには、DHCPのリース予約設定で、Ethernetアドレスではなく、infinibandのアドレスを指定します。 その他、Diskless bootおよびPXE(OSインストール時に必要)のDHCPサーバ側の設定、iSCSIの設定が必要です。それほど難しい設定ではありませんが、今回の設定では、iSCSI側をSAN専用にし、通常のアプリケーション側ネットワークとは別にしています。 構成概要は以下の通りです。 1. Windows serverでのDHCP設定 サーバー名,IPアドレス,物理アドレス(GUID)は以下のようになっているとします。 sv10a 10.1.1.1/10.1.2.1 0x0002c90300011111 0x0002c90300011112 sv10b 10.1.1.2/10.1.2.2 0x0002c90300011121 0x0002c90300011122 sv10c 10.1.1.3/10.1.2.3 0x0002c90300011131 0x0002c90300011132 sv10d 10.1.1.4/10.1.2.4 0x0002c90300011141 0x0002c90300011142 Default GW: 10.1.2.255 ISCSI SV: 10.1.1.254/24(SAN側) 10.1.2.254/24(アプリ側) SAN側ドメイン名:san.domain.xx アプリ側ドメイン名:domain.xx つまり、10.1.1.0/24がSAN用セグメント、10.1.2.0/24がアプリケーション側セグメントです。その他、サーバには管理用セグメントがあると便利ですが、ここでは省略します。 なお、今回のサンプルに使用した機材は、Mellanox Connect-X2 ですがConn