テスト用に OS を複数回同じ機材にインストールするとEFIブートエントリーが残ったままになり、どれがどれなのかわかりにくくなってしまいます。そこで不要なエントリーをしらべ整理したいと思ったのですが、意外とまとまった記事がなかったので、備忘録として挙げてみることにしました。 まず最初にエントリーを表示させます。 efibootmgr -v BootOrder: 0000,0015,0014,0012,0006,0007,0009,000A,000B,000C,0011 Boot0000* Debian_01 HD(1,GPT,XXXXXXXX-23f7-4f5e-b436-260e5fd276a7,0x800,0x100000)/File(\EFI\DEBIAN\GRUBX64.EFI) Boot0006* UEFI: PXE IP4 Mellanox Network Adapter - 50:6B:WW:WW:XX:XX PciRoot(0x1)/Pci(0x0,0x0)/Pci(0x0,0x0)/MAC(506bWWWWXXXX,1)/IPv4(0.0.0.00.0.0.0,0,0)..BO Boot0007* UEFI: PXE IP4 Mellanox Network Adapter - 50:6B:WW:WW:XX:XX PciRoot(0x1)/Pci(0x0,0x0)/Pci(0x0,0x1)/MAC(506bWWWWXXXX,1)/IPv4(0.0.0.00.0.0.0,0,0)..BO Boot0009* UEFI: PXE IP4 Intel(R) I350 Gigabit Network Connection PciRoot(0x0)/Pci(0x1c,0x0)/Pci(0x0,0x0)/MAC(901bWWWWXXXX,1)/IPv4(0.0.0.00.0.0.0,0,0)..BO Boot000A* UEFI: PXE IP6 Intel(R) I350 Gigabit Network Connection PciRoot(0x0)/Pci(0x1c,0x0)/Pci(0x0,0x0)/MAC(901bWWWWXXXX,1)/IPv6([::]: [::]:,0,0)..BO Boot...
Debian に cockpit を入れてみたのですが、標準のインストールだと ssl をインポートしてもエラーになり、ssl 接続ができませんでした。そこで調べた所 mkcert を使うと証明機関( CA )を含め、自己証明書を発行できるらしいので、やってみた所、かなり簡単にできましたので備忘録として挙げておくことにしました。 以下手順例ですが、今回は、fqdn の証明書を発行するので、クライアント側で /etc/hostname などを使って正引できるようにしておきます。 # /etc/hosts を編集する場合(クライアント側) 10.1.92.11 kvm92b.example.com kvm92b # 以下 cockpit をインストールしている方 # mkcert のインストール sudo apt install mkcert # 証明機関(CA)の作成 cd ~/ mkcert --install # 確認 find .local # サーバ証明書の発行 mkcert kvm92b.example.com # 発行した証明書を cockpitが参照するディレクトリに移動 sudo mv *pem /etc/cockpit/ws-certs.d/ sudo su cd /etc/cockpit/ws-certs.d/ chown root:root *.pem # 既存の証明書をバックアップ mkdir bkup mv 0-self-signed.cert 0-self-signed.key bkup # サーバ証明書の拡張子を変更 mv kvm92b.example.com-key.pem 10-kvm92b.example.com.key mv kvm92b.example.com.pem 10-kvm92b.example.com.cert # cockpit の再起動 systemctl restart cockpit.socket cockpit 証明機関の設定が少なすぎることやコモンネームの設定が単一であることなどから、本格的に運用するには難があるとは思いますが、テスト環境で簡易的にSSL通信をしたい場合などは、かなり有効な手段だとおもいます。 今回は以上です。それでは。