Windows Server にPostgreSQL 11(big data版)をインストールした時の、設定やコマンド類のメモ、その1です。
1. インストール後必要な設定
環境変数にPathはWindows用のインストールプログラムで設定されますが %PGDATA%はコントロールパネルから手動で設定しておく必要があります。
例
PGDATA P:\PostgreSQL\data\sv10a\pg11
尚、%PGDATA%はデフォルトのDATADIRの様です。マルチインスタンス起動の場合は、この限りではありません。
2. データベース起動、初期化、一覧表示等
pg_ctl initdb [-D DATADIR] -o "-W -U postgres -E UTF8"
PGDATA以下に初期DBを構築します。-D DATADIRで指定された場合、DATADIR以下に初期DBを構築します。-Wはパスワードプロンプト、-U はDB所有者、-Eはエンコーディングです。-o 以下は""でくぐってください。
なお、ロケールについては、windows の --locale=Japanese_Japan.932は、ja_JP.UTF-8 相当との記述を見ましたが、未確認です。(確認要)
pg_ctl start -l pg11.log
log付きで起動します。データのDirectoryを指定する場合は、-D DATADIRで指定します。インスタンス起動に相当します。
psql -Upostgres --list
起動済みのdbを一覧表示します。
pg_ctl stop(pg_ctl startと同様、-D DATADIRでデータDirectoryを指定する場合、インスタンス停止に相当します。)
3. PostgreSQL 11 と pgAdmin4 について
pgAdmin4 はWindowsの場合、32bit版しか配布されていません。このため、python2.7の32bit版をインストールする必要があります。
Pythonの設定は、PATHへの追加が必要です。
C:\Python27\Scripts
その他、pgAdmin4のインストール時に、ややこしかったことは、パッケージを多量にpip インストールする必要があり、また、pip install した Crypto パッケージが cryptoパッケージになり、pgAdmin4側から認識できなかったため、頭文字を小文字から大文字に手動で修正(cryptoからCryptoへ変更)しました。またcryptoパッケージのインストールには、VCForPython27が必要でした。
VCForPython27: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44266
必要なpipインストール( pgAdmin4 3.6)は以下の通りです。
pip install flask
pip install flask_babelex
pip install flask_login
pip install flask_mail
pip install flask_paranoid
pip install flask_security
pip install flask_sqlalchemy
pip install simplejson
pip install python-dateutil
pip install flask_migrate
pip install psycopg2
pip install Crypto
#rename crypto to Crypto
pip install pycrypto
pip install backports.weakref
pip install backports.csv
pip install sshtunnel
pip install flask_gravatar
pip install psutil
pip install sqlparse
pip install flask_htmlmin
最終的にpgAdmin4のインストールが成功すると、以下のようになります。
PS C:\Program Files (x86)\pgAdmin 4\v3\venv> python ../web/pgAdmin4.py
Starting pgAdmin 4. Please navigate to http://127.0.0.1:5050 in your browser.
* Serving Flask app "pgadmin" (lazy loading)
* Environment: production
WARNING: Do not use the development server in a production environment.
Use a production WSGI server instead.
* Debug mode: off
python2.7のインストールを後からしたので、先にインストールしていれば不要なのかもしれませんが、後で、他のサーバにインストールするので、その時に再度検証することにします。残念ながらpython2.7を先にインストールしても、前述のpipインストールは必要でしたので、手間がかかるようです。
1. インストール後必要な設定
環境変数にPathはWindows用のインストールプログラムで設定されますが %PGDATA%はコントロールパネルから手動で設定しておく必要があります。
例
PGDATA P:\PostgreSQL\data\sv10a\pg11
尚、%PGDATA%はデフォルトのDATADIRの様です。マルチインスタンス起動の場合は、この限りではありません。
2. データベース起動、初期化、一覧表示等
pg_ctl initdb [-D DATADIR] -o "-W -U postgres -E UTF8"
PGDATA以下に初期DBを構築します。-D DATADIRで指定された場合、DATADIR以下に初期DBを構築します。-Wはパスワードプロンプト、-U はDB所有者、-Eはエンコーディングです。-o 以下は""でくぐってください。
なお、ロケールについては、windows の --locale=Japanese_Japan.932は、ja_JP.UTF-8 相当との記述を見ましたが、未確認です。(確認要)
pg_ctl start -l pg11.log
log付きで起動します。データのDirectoryを指定する場合は、-D DATADIRで指定します。インスタンス起動に相当します。
psql -Upostgres --list
起動済みのdbを一覧表示します。
pg_ctl stop(pg_ctl startと同様、-D DATADIRでデータDirectoryを指定する場合、インスタンス停止に相当します。)
3. PostgreSQL 11 と pgAdmin4 について
pgAdmin4 はWindowsの場合、32bit版しか配布されていません。このため、python2.7の32bit版をインストールする必要があります。
Pythonの設定は、PATHへの追加が必要です。
C:\Python27\Scripts
その他、pgAdmin4のインストール時に、ややこしかったことは、パッケージを多量にpip インストールする必要があり、また、pip install した Crypto パッケージが cryptoパッケージになり、pgAdmin4側から認識できなかったため、頭文字を小文字から大文字に手動で修正(cryptoからCryptoへ変更)しました。またcryptoパッケージのインストールには、VCForPython27が必要でした。
VCForPython27: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44266
必要なpipインストール( pgAdmin4 3.6)は以下の通りです。
pip install flask
pip install flask_babelex
pip install flask_login
pip install flask_mail
pip install flask_paranoid
pip install flask_security
pip install flask_sqlalchemy
pip install simplejson
pip install python-dateutil
pip install flask_migrate
pip install psycopg2
pip install Crypto
#rename crypto to Crypto
pip install pycrypto
pip install backports.weakref
pip install backports.csv
pip install sshtunnel
pip install flask_gravatar
pip install psutil
pip install sqlparse
pip install flask_htmlmin
最終的にpgAdmin4のインストールが成功すると、以下のようになります。
Starting pgAdmin 4. Please navigate to http://127.0.0.1:5050 in your browser.
* Serving Flask app "pgadmin" (lazy loading)
* Environment: production
WARNING: Do not use the development server in a production environment.
Use a production WSGI server instead.
* Debug mode: off
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