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CsipSimpleで、050 IP電話とLinphoneを同時に使う。

Android 端末で、CsipSimpleを使い、050のIP電話とLinphoneのIP電話を同時待ち受けすることができたので、その時のメモです。もちろん、それぞれのアドレスから発信することもできました。

Android端末のSipクライアントにCsipSimpleを選んだ理由はいくつかあります。

a. Zoiper、Calls、Linphoneいずれも個別鳴り分けかつ同時待ち受けに対応していない。
唯一、CsipSimpleが、連絡帳に設定した個別鳴り分けかつ同時待ち受けに対応している。(ただし、テストした範囲では、両方ともTLS/SRTPなしの場合。)

b. Linphoneアプリは、Linphone以外の非TLSクライアントに発信できるが、通話できず、busyになる。このため、Linphoneアプリは使えないが、CsipSimpleではOKだった。

c. Linphoneアプリは、デフォルトアカウント以外の同時待ち受けができなかったが、CsipSimpleはOK。また、発信時の回線選択もCsipSimpleは簡単だが、Linphoneアプリは切り替えには基本的に対応していない。

以上の理由で、検討したアプリのなかでは、CsipSimple一択の状態でした。

Linphoneのアカウントについては、相手側がTLSに対応したクライアントなら、CsipSimpleの設定で、TLS/SRTPの設定をONにすることで、通話できます。

しかし、Linphoneのアカウントで呼び出しした時に、相手側がどのアプリを使っているか、つまり、TLS/SRTPに対応できるかどうかは事前に判断できないケースがある(標準電話アプリを使用している場合等)ので、CsipSimpleの設定では、TLS/SRTPをオフにして運用しています。

なお、050の着信では、たとえば、IP-Phone Smartの050の場合は、TLS/SRTPはそもそもOFFですが、050Plusは、TLS/SRTPは必須です。この設定は、アカウントの設定でそれぞれ切り替えることができますが、TLS/SRTP必須とTLS/SRTPなしの050の同時待ち受けができるかどうかまでは確認していません。

参考までに、LinphoneアプリでIP-Phone Smartの発信を行い、アンドロイド標準電話アプリで、着信した場合、電話を取った段階で"ビジーです"となり回線が切断されました。(上述のb.)

相手側もLinphoneアプリなら回線が切断されませんが、個別鳴り分けには対応していないません。(上述のa.)反対方向のアンドロイド標準電話アプリからはOKだったのですが、ちょっと残念です。

いずれにしても、CSipSimpleを使う事で、

1.本体の回線
2.050の回線
3.Linphoneアカウントの回線
4.なり分け、同時待ち受け、回線選択可能

これを一台の端末で運用できています。

以上、ご参考まで。

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