インストール直後のdhcpcdでは、Debian 12の場合、たとえば/etc/test.confというファイルを作成・編集したい場合、パーミッションエラーがでしまいます。dhcpcdの起動時のオプションでは "--configure"というオプションがあり、これだとシステムファイルすべてに編集許可が入るので好ましくありません。しかし、そのままでも/etc/resolv.confは編集できるのに、他のファイルは編集できないのでなぜか分からず困っていました。そこで、取敢えず起動オプションを見ようと思い、 /usr/lib/systemd/system/dhcpcd.service を見てみると以下の様になっていました。
dhcpcdの機能そのものについてではないのですが、hooksスクリプトで指定したファイルの編集ができるようになったので、備忘録として挙げてみることにしました。
今回は以上です。それでは。
--snip-- ReadWritePaths=/var/lib/dhcpcd /run/dhcpcd /etc/wpa_supplicant /etc/dhcpcd.conf /etc/resolv.conf --snip--systemd サービスの設定ファイルはあまり触らないのですが、どうやら読取書込許可をここで設定できるようです。そこで試しに /etc/test.conf というファイルをここに追加したところ、無事に編集できるようになりました。
dhcpcdの機能そのものについてではないのですが、hooksスクリプトで指定したファイルの編集ができるようになったので、備忘録として挙げてみることにしました。
今回は以上です。それでは。
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